今回は【西表島に来たけど思ってたの違った…がっかりした、もっと早く知りたかった】など後悔やスケジュールの失敗をしないように事前に知っておきたい情報を書きたいと思います。旅の参考に是非ご覧になってください。

この記事を書いたライターはこちら

西表島観光でがっかりしないために事前に知っておきたいこととは?

西表島を個人で観光するのに事前に知っておきたいことをいくつかピックアップしてみました。

西表島のアクセス状況を知らないと大変なことに!レンタカー必須!

西表島の宿事情を知ろう(虫が苦手な人は厳しいかも)

西表島の飲食店事情を知る(食事難民に注意)

西表島での服装選び(紫外線が強いので女性は特に注意)

観光スポットを知ろう(人気スポットは意外と人が多いです)

西表島のアクティビティーツアーを知ろう(多数あり)

個人とツアーのメリットデメリット。(個人で自然遊びは大変です)

自分にあったツアーショップを選ぼう

危険なスポットや生物を知ろう。(海にも山にも危険な生物は潜んでいます。)

冬は意外と寒い(晴れると最高ですが、多くはありません)

ざっとあげてもこれだけあります。さらにひとつずつ解説して行きますね。

西表島のアクセスを知ろう!

本土から西表島に行くには必ず一度石垣空島に降り立ちます。西表島には空港がないので石垣島からさらに船で45分かけて西表島に渡ります。

今では大阪や東京、名古屋、福岡など各地の空港から安いLCCなどの石垣直行便などが出ているためかなりお手軽に八重山諸島の旅に行くことができるようになりました。

石垣島からは竹富島や波照間島、黒島、与那国、小浜島、鳩間島など魅力ある島々に船で渡ることができます。その中でも西表島は世界自然遺産に登録され注目を集めています。

コロナ禍が収まれば観光客は増え誰でも気軽に行ける島になりますが、しかし行き当たりばったりのノープランで行ってしまうにはもったいなさすぎる島なんです!

(とりあえず行ってみてから考えよう)そういう旅も楽しいですが、西表島に関しては損することが圧倒的に多いのが現状です!西表島に行く際は必ず色々調べて有意義な西表島観光にしてくださいね。この記事ではさらにわかりやすく細かく説明して行きたいと思います。

石垣島から船で西表島に行くなら上原港、大原港どっちだろう?

まずは西表島に行くのに注意することは港が二つあることです。島の北側に位置するのが上原港、南側が大原港になります。しかも船会社も二つあり、この時点で(どっちにいけば良いんだ?)と迷いますよね。港の選び方は宿泊先と観光スポットがどの港付近にあるかで決めると良いです。

大原港に行く場合の主なホテルと観光スポット

ラティーダ西表
ジャングルホテルパイヌマヤ
エコビレッチ
南見田の浜
仲間川
マイラ川
シイラ川
由布島
野生生物保護センター

上原港に行く場合の主なホテルと観光スポット

西表島ホテル(星のリゾート)
ウナリ崎方面の宿
バラス島
星砂の浜
浦内川(マリユドゥの滝、カンピレーの滝)
ピナイサーラの滝
白浜、船浮(奥西表)

簡単に港付近の宿泊先やスポットなどをまとめてみました。宿泊先やツアーを予約をしている場合は必ず送迎のお迎え先としてどちらか指定されるはずなので必ず確認しましょう。

※船は風が強く波が高い場合など運休になる場合があります。特に冬の西表島は北風が強く北側に位置する上原港は運休になることが多いため冬場に西表島に観光に来る方は大原港からがお勧めです。

また船会社によって、時刻表が微妙に違うので行きの時間、帰りの時間に合わせて船会社を変えるのも一つの手です。帰りの時間が変わる恐れのある場合は片道チケットを買うのがお勧めです。

安永観光
八重山観光

西表島でレンタカーが必須な理由は?

西表島でがっかりする要因の一つとしてはレンタカーがないと、十分に島を周り切れないということです。

西表島の路線バスは1日に4本しか走っていません。次の便までは2時間近く待たされることになります。こうなってくると路線バスのみで島内観光をしようと思うとスケジュールが立てるのが難しくなり、一箇所に絞ったとしてもかなり時間を持て余してしまうことになります。

まれに歩いて行こうとする方やレンタサイクルを借りて自転車で移動しようとする観光客の方がいらっしゃいますが、西表島は沖縄本島に続いて二番目に大きな島です。一つのスポットから次のスポットをまで移動するのにもかなりの距離があります。

さらに30度を超える亜熱帯気候で少し歩くだけでも汗が吹き出して来ます。準備のない島歩きは脱水症状や熱中症のリスクが跳ね上がります。

たまに大きなキャリーバックを押してウロウロする観光客の方が見られますが、あまりの暑さにどんどん追い詰められていくので、西表島を観光する際は涼しいクーラーの聞いたレンタカーを借りることを強くお勧めします。

※荷物があると100メートル歩くだけでへばります‥.本当に泣きそうになります。注意です。

また宿泊するホテルから飲食店までが遠い場合もあります。基本ホテルの送迎は港までしかやっていないので、レンタカーがないとホテルでご飯を食べるという選択肢しかなくなります。これは連泊の場合はしんどくなってくる恐れがあるので、ホテルに連泊する場合もレンタカーを借りるのを強くお勧め致します。

レンタカー屋さんはこちら

レンタカーを借りるにあたって注意をする点は?

いざ西表島に来てみてみんな気づくはずです(あっこれはレンタカーがないと不便だなぁ‥.)と。しかしゴールデンウィークやお盆などの夏休みなど繁忙期になると当日予約ではレンタカーを借りられない場合があります。

車が空いてるレンタカー屋さんを探しているとどんどん遊ぶ時間が…‥せっかくの旅行先でこんな思いはしたくないですよね。繁忙期にレンタカーを借りる場合は宿泊先が決まった時点でセットでレンタカーも予約することを強くお勧め致します。

レンタカーを借りられなかった場合はツアーを予約するというのも手です。当日予約は厳しいので最低でも前日にツアーの予約をしましょう。

西表島観光に適した半日ツアーや、貸し切りツアーなどもありますので是非お問い合わせください。

パウダーリーフでは島内幅広く送迎を行っています。アクティビティーツアーをしながら目的地に送ってもらいたい方などにお勧めです。

半日カヤックや、キャニオニングをして帰りは由布島に送るなども可能になるので時間を有効に使いたい方などにお勧めです。

西表島で宿泊する際に注意する点は?

【とにかく虫が嫌い!!部屋に虫がいると寝られない!!】という方は西表島のホテルや民宿は厳しいかもしれません。珍しい生き物が数多く生息する西表島ですが、特にヤモリは外から部屋に侵入しやすく、どんなに気をつけていてもちょっとの隙間や窓を開けた瞬間に知らぬ間に入り込んでしまうことがよくあります。

本土の高級ホテルに泊まり慣れている方にとっては(部屋の中に虫がいるなんてありええない!!ましてや爬虫類なんて…)そう思うかもしれませんが西表島では結構普通にいます。

現地のスタッフも良い意味で部屋にヤモリがいるそんな非日常に慣れてしまっているのでクレームを言っても(はぁヤモリですけど〜‥)とケロっとしている場合があり、ヤモリは家を守ってくれるんですよ〜としゃれたことを言い出すかもしれません。

本土の高級ホテルの感覚だとホテルスタッフの対応は(申し訳ございません!!いますぐにお部屋を交換致します〜!!)となるのが普通だと思いますが、西表島の現地スタッフの対応の違いにイライラしてしまうかもしれません。

これはお互いが不幸になってしまうので西表島に泊まる際はそういうものだと思って覚悟しておいてください。

意外とヤモリが可愛く感じるかもしれません。

西表島では星空を始めイリオモテヤマネコや野生のフクロウなど夜の魅力がたくさんあります。

期間限定の早朝サガリバナカヤックツアーなど西表島に泊まらないと味わえない魅力が沢山ありますので是非西表島に宿泊にいらしてください。

西表島に宿泊するならお勧めのツアー


サンセットカヤック

ナイトツアー(生き物&星空)

サンライズカヤック

期間限定早朝サガリバナカヤックツアー

期間限定ヤエヤマホタルツアー

西表島では食事難民に気をつけよう

【食事難民】この言葉は離島あるあるですがどういうことかと言うとお昼時や夜に飲食店でご飯を食べようとしてもやっていなかったり予約が取れなかったりして食事するところが見つからない状態を言います。

特にお昼は14時を過ぎると食べ物がなくなり店を閉めるところもしばしば、また不定休なお店も多いので定休日じゃなくてもお店が閉まっていることがあります。

不安な方は必ずいく前に今日営業しているか電話で確認してからお店に向かうようにしましょう!!

今はコロナの影響でテイクアウトやクオリティーの高いお弁当が増えたのでお外でお弁当ランチなんてのも良いかもしれませんね。

お店を探すのが面倒という方はランチ付きの1日アクティビティツアーを予約するのも良いかもしれません。

お勧めの1日ツアー

カヤック&ゲータの滝リバートレッキング

キャニオニング&ケイビング

カヤック&キャニオニング

お店で注文する際はゆったりと待つ気持ちを持とう!

注文してから食べ物が出てくるまでに5分!早さが売りなフランチャイズのお店や内地のお店の感覚でいてしまうと、注文がなかなか来なくてイライラしてしまう可能性があります。

島のお店は少人数でやっているところも多く繁忙期は非常に混み合うので早く注文がくることを期待せず余裕のあるスケジュールとゆったりとした気持ちで気長に待ちましょう。

西表島での服装を知ろう!(女性は特に注意です)

西表島はとても紫外線が強く、内地の2,3倍とも言われています。西表島に来た際は日焼けや紫外線対策は必須です。

島に住んでいる女性は車の中でも手袋をし、顔お覆って運転していたりもします。旅行ではそこまでする必要ないと思いますが、長時間外で肌を露出するのは避けましょう。

特にシュノーケルやシーカヤックなどもろに日差しを浴びるアクテビティーに参加する場合は注意が必要です。その日のお風呂を想像しただけでヒリヒリしてきそうです。

日焼けどめはもちろん必要ですが、肌を露出しないという対策が必須になります。(普段から焼いてる方は別ですが)

とにかく西表島では速乾性があり肌の露出が少なく動きやすい格好がお勧めです。

ツアーに参加するなら帽子に、長袖のラッシュガード、レギンス、サーフパンツまたは水着、にサンダルが良いでしょう。靴は専用のフェルトブーツをレンタルできます。

日焼けが痛くて旅行が楽しめなくならないように事前に気をつけて有意義な旅行にしてくださいね。

人気の観光スポットは意外と人が多い?

西表島ではピナイサーラの滝や由布島、バラス島など人気の観光スポットが沢山ありますが団体向けのバスツアーやアクティビティーツアーなども盛んに行われているので繁忙期などはかなり混み合います。

自然の中でのんびりしたい方や、自然の音を楽しみたい方などは繁忙期を避けるか早朝ツアーに参加するのがお勧めです。

早朝ツアーについてはこちら。

西表島で楽しめるアクティビティーツアーは?

海や山など様々な自然のフィールドを楽しむことができる西表島では沢山のアクティビティーツアーに参加することができます。

ここでは西表島で楽しめる主なアクティビティーをまとめてみたいと思います!

カヤック(カヌー)
SUP(サップ)
トレッキング
リバートレッキング
キャニオニング
ケイビング
シュノーケル
ダイビング
釣り

ざっとあげるだけでもこれだけのアクティビティーを楽しむことができます。ツアー業者をあげると120社を超えるのであまりの多さに絶句してしまうかもしれませんが、自分の行きたい場所、やりたいこと、体力に合わせて決めるのが良いでしょう。

カヤック(カヌー)ツアーの選び方はこちら


トレッキングツアーの選び方はこちら

個人でツアーに行くような場所に行ける?

普段から山登りや沢登など趣味でやられている方で装備などもしっかり西表島に持っていくのであればカヤックを使わないとアクセスできない場所以外は行くことができます。

ただ登山の入り口だったり滝コースの入り口は分かりづらく、電波がないところがほとんどです。万が一事故が起きた場合は助けを呼ぶことができないので一人で山に入ったり、興味本意で行ってみるのはお勧めできません。

自分で装備を用意したりカヤックを持ち込むのは大変な荷物になるのでやはりガイドさんをお願いするのがお勧めです。

個人で行く場合は事前に調べたり現地の方に注意点をよく聞いてから行くようにしましょう。

自分にあったツアーショップを選ぶにはどうしたら良い?

西表島には沢山のツアー会社が存在しており、ツアーを選ぶのもなかなか一苦労です。自分の求めていたツアーと違ったり、繁忙期では予約が取れなくてがっかりしてしまうこともあります。

人気なお店ほど予約が埋まるのが早いので、旅行が決まった時点でツアー会社も探した方が良いです。

不安な方は事前に現地の方にお問い合わせしてみるのが良いでしょう。

広告を沢山出している会社や大きな会社は予約を取りやすいですが、検索などで深掘りして本格的なツアーやマニアックなショップを探してみるのも面白いかもしれません。

ありきたりな観光にはしたくない、ツアー選びに失敗したくないという方は質問なども受け付けておりますので是非お気軽にお問い合わせください。

危険な生物や場所を知り事故や怪我を未然に防ごう

旅行で一番残念なことは旅行先で怪我をしてしまったり痛い思いをしてしまうことではないでしょうか?旅行の時だけで終われば良いですが、帰ってからもその怪我などを引きずってしまうと最悪ですよね。

海で一番多いのはクラゲの被害です。ハブクラゲや波打ち際に打ち上げられたカツオのエボシなどを間違って触ってしまうことです。小さなお子様などは特に注意が必要です。

毒の持った貝やヒレに毒の持った魚などもいるので、とにかく海では不用意に触らないのが重要です。

また岩や珊瑚に擬態したオニダルマオコゼを踏んでしまって亡くなってしまうケースなどもあるので、海では裸足で絶対に歩かないようにしましょう。

シュノーケル中、引き潮や離岸流が発生して流されてしまう場合もあるので、個人で海に泳ぎに行く際などは注意が必要です。

森では樹液が目に入ると失明などする恐れのある植物や、触れると痛い木に擬態した毛虫などがいるので山に入る場合は注意が必要です。不安な方は必ずガイドをお願いしましょう。

また集落では入ってはいけない御嶽や立ち入ってはいけないスポットなどがあるので不用意にそういった場所に立ち入るのはやめましょう。島の方にとってはとても神聖な場所になるので不安な方は必ずガイドや島の人に相談してみてください。

冬は意外と寒いです

西表島では南国のイメージがあるので冬でもTシャツや短パンでいられそうですが、それは天気の良い晴れた日のみです。基本的には11月〜3月頃までは北風が強く気温も平均20度前後です。

寒い日は10度近く冷え込むこともあるので、ダウンが必要な日があるくらいです。冬に西表島に来る際は晴れた日を想定するのではなく、天気の悪いことを想定してカッパなど準備を万端にしましょう。

沖縄の青い海を期待してきたのに全く晴れなかったということもあるので、晴れない時の代用プランもしっかり考えて楽しい沖縄旅行にしてください。

冬の西表島についてはこちら。

まとめ

いかがだったでしょうか?事前に西表島事情を知っておくことでがっかりすることを未然に防ぐことや心構えができます。そうすることによってより楽しく西表島を観光することができるはずです。是非色々調べて楽しい旅行にしてくださいね。

それではまた次回をお楽しみに〜。