皆様こんにちは。今回は【春の西表島】について紹介したいと思います。西表島の春の気候や、お勧めのツアーなども説明していますので是非旅の参考にご覧になってください。
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春の西表島で絶対にお勧めのツアーとは?
西表島のフィールドは周囲がおよそ130km、面積がおよそ284、4k m2で沖縄県では二番目に大きな島です。
西表島には平地が少なくほとんどが山岳地帯で島の中央には最高峰の古見岳(469M)をはじめ300メートル級の山々が連なっている。これらの山々から大小合わせておよそ40本の川が広がり、サンゴ礁の海へとそそいでいます。
海水と淡水が混ざり合う汽水域が多く存在する西表島の川では、沢山のマングローブ林が発達しており中でも西表島の東部にある仲間川では日本最大のマングローブ林が存在しています。
そんな大自然が残る西表島では様々なアクテビティーを楽しむことができます。まずはマングローブ林を楽しむカヤック、カヌー、サップを初め、海を楽しむシーカヤック、シュノーケル、ダイビングなどのアクティビティーから滝を目指すトレッキング、沢登なども楽しめます。
なんとさらに洞窟を探検するケイビングや川を降って楽しむキャニオニングなどもできてしまうアクティビティーのメッカのような島なんです。
そんな数あるアクティビティー、ツアーの中から3月から5月頃まで絶対に参加した方が良いお勧めのツアーを紹介致します。
それはずばりこれです…!?
ヤエヤマヒメボタルツアー
ヤエヤマヒメボタルツアーとは??
ヤエヤマヒメボタル(ヤエヤマボタル)は日本では石垣島や西表島などの八重山諸島でしか見ることができないと言われています。日没からわずか30分間ほどしか光らないこのホタルは大変珍しく、見るものを感動させてくれます。3月後半や4月下旬頃がピークで一面ホタルに包まれることもあります。是非3月から4月中旬頃までに西表島に旅行を考えてる方は、ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアーにご参加ください。人生で一度は見てみたい景色がそこにあります。
また晴れた天気の良い日は星空も楽しむことができます。またホタルスポットまでの道のりでリュウキュウコノハズクなどの野生のフクロウなどを観察したり、生き物探しも楽しむことができるのでお勧めです。運が良ければイリオモテヤマネコも見れるかも。何が見られるかわからないドキドキ感がたまらないツアーです。
春の西表島の天候は?
西表島の1月、2月はまさに厳冬期で北風が強く雨の日ばかりで晴れる日が少ないです。まさに西高東低の(冬型の気圧配置)が続きます。3月頃になるとようやく晴れる日も増えてきて、移動性高気圧と低気圧が短い周期で沖縄付近を通過するようになります。暖かい日は気温も30度近くなる日もあり夏日を楽しめるでしょう。しかし3月はまだまだ寒い日も多く天気が急激に悪化しやすいので注意が必要です。
3月の西表島を襲うニンガチガジマーイとは?
旧暦2月頃に東シナ海で低気圧が発生し、これから伸びる前線が沖縄地方を通過することがあります。この低気圧はとても早く移動するため、風向きが急に南風から南西、西風と変わっていき最後に北風に変わり気温も下がります。風速も上がり海は大しけとなり突風が吹いたりもします。
この風の急変をニンガチガジマーイ(2月風廻り)といい過去に多くの海難事故が発生しているので注意が必要です。
この時期のシュノーケル、ダイビング、シーカヤックツアーなどは注意が必要で状況によっては中止になることがあります。
春の西表島の服装は?
基本的な格好はTシャツに短パン、サンダルなどの軽装で大丈夫ですが、天気が荒れることも想定してカッパやレインウエアー、気温が下がった時に羽織れるパーカなどはあった方が安心です。
また晴れると紫外線が強く、長時間外にいる場合は肌の露出をなるべく避けた格好が無難です。ラッシュガードにサーフパンツ、レギンスなどの組み合わせがお勧めです。
3月、4月の西表島は海は泳げる?
なんと八重山では3月に海開きを毎年行っています。天気に恵まれ晴れると夏日になり30度近くも気温が上がる日もあります。しかしまだまだ天気は変わりやすく荒れた日が多いです。海開きの日は毎年天気が悪いイメージです。また海水温も低いので生身で泳ぐのはかなり気合が必要かと思います。2ミリから3ミリ程度のウエットスーツがあれば快適に泳いだりシュノーケルなどを楽しむことができるでしょう。
ダイビングツアーやシュノーケルツアーに参加して頂けるとその時期に適したウエットスーツをレンタルしてくれるのでシュノーケルツアーなどに参加してみてはいかがでしょうか。
春の西表島で参加できるツアーとは?
三月前半はまだまだ川の水も冷たく2ミリのウエットスーツをきてもキャニオニングツアーは厳しいですが(それでも行くという方は対応致します)4月頃になると大分暖かくなりウエットスーツを着ればツアー中、川の中にいるキャニオニングツアーも可能になります。4月頃になれば、ほぼ全てのツアーが参加可能になるでしょう。
お勧めのツアーもいくつかご紹介致します。
期間限定ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー
◆一律1名様 ¥4,000
◆18:30〜20:00(役2時間)
◆2月下旬〜4月中旬まで
西表島でおすすめの早朝サンライズカヤックツアー
【早朝サンライズカヤックツアー】
◆朝食付き¥13,000
◆朝食なし¥10,000円
まだ暗いうちからカヤックに乗り、変わりゆく景色を楽しみながら日の出の時間をゆっくりと待ちます。雲や朝焼けの加減で毎日見られる景色が変わるのでワクワクやドキドキ感が止まりません。良い景色を撮りたい写真好きの方にもお勧めです。天気が良い日は星空も楽しめる贅沢なツアーです。特にゴールも決めないでカヤックを漕ぐので体力に自信のない方でもお気軽に参加することができます。是非早朝好きの方のご参加をおまちしております。
ナーラの滝カヤックツアーとは?
【ナーラの滝カヤックツアー】
◆チャレンジコース
お一人様¥15,000
西表島では気軽にカヤックやトレッキングが楽しめるピナイサーラの滝が人気を集めていますが、さらに沢山カヤックを漕ぎたい方や本格的な探検ツアーを楽しみたい方にはこのナーラの滝カヤックツアーがお勧めです。カヤックを漕ぎさらにトレッキングでジャングルの奥地に進み現れるナーラの滝。無事たどり着いたときの満足感は忘れることのできない思い出となること間違いなしです。是非体力に自信のある方はこのナーラの滝カヤックツアーにご参加ください。
石垣島からでも参加できる半日ツアー
【半日カヤックツアー】
◆午前、午後と気軽に楽しめるツアーです。
お一人様¥10,000
石垣島からでも日帰りで参加できるお勧めの半日ツアーです。西表島で何をするか迷ったらまずはカヤック(カヌー)に乗るのが良いでしょう!カヤックに乗りながら見るマングローブ林は最高です。由布島観光やレンタカーでのドライブと合わせるとより西表島を満喫することができると思います。
ゲータの滝沢歩き&カヤックツアーとは?
【ゲータの滝沢歩き&カヤックツアー】
◆6時間半程度
◆ランチ付き
¥13,000
ガイドが胸を張ってお勧めできるツアーがこのゲータの滝沢歩きツアーです。体いっぱいで西表島の自然を楽しむことができます。じゃぶじゃぶと沢を登っていくので沢登りなどに興味がある方などにお勧めです。半日はカヤックをすることができるので、沢歩きとカヤックを両方体験したい方にとって大変お得なセットツアーになります。ゲータの滝では滝に打たれたり滝上に登ることも可能です。
三段の滝ツアーとは?
【三段の滝トレッキングツアー】
◆6時間半程度
◆ランチ付き
¥13,000
三段の滝とは西表島の東部エリアに流れるユツン川の上流にある滝で、密かに人気が高い滝です。基本的には混雑することもなく穴場スポットと呼べるでしょう。カヤックは使わないツアーですが本格的なトレッキングツアーになります。山登りなど歩くのが好きな方にお勧めのツアーになります。
ヤエヤマヒメボタル鑑賞やマングローブカヤック、沢歩きなどお勧めのツアーが盛り沢山です。また早朝カヤックも魅力的です。是非お気軽にお問い合わせください。ご予約は上のボタンからツアーページに飛ぶことができます。
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春の西表島の魅力は?
春の西表島は沢山の木々が多い茂り緑がより濃く豊かになるうりずんの季節。この西表島でも様々な植物の花が咲き見頃を迎えます。トレッキングツアーなどで森の中を歩いていると沢山の出会いがあるでしょう。
西表島の春の植物は春のお花シリーズで紹介しています。気になる方は是非ご覧になってください。
また4月になると東南アジアの方からリュウキュウアカショウビンが飛来してきます。西表島はリュウキュウアカショウビンにとって重要な繁殖地です。
なんとも言えない独特な綺麗な鳴き声が夏を運んできてくくれるそんな気がします。
五感をフルに使って楽しめる4月は西表島のベストシーズンとも言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか、個人的には4月の西表島はリュウキュウアカショウビンも見られるようになり、暑すぎず、寒すぎずとても過ごしやすいのでかなり好きな時期です。是非春の西表島に来るならヤエヤマヒメボタルを見にきて五感いっぱいで楽しんでくださいね。
それではまた次回をお楽しみに。