皆さんこんにちは。本日は昨日行われた、第三回カヌーカヤック、レクリエーションツーリング&レース交流会についてブログを書きたいと思います。

今回はなんと僕自身も3回目のチャレンジになります。第一回目は圧倒的な経験不足、第二回目はただの運動不足、不甲斐ない結果を残しながらも今回は3回目、今までの失敗を生かしながら上位を目指し奮闘致しました。

西表島の最高のロケーションでカヤックマラソン

当日会場は船浦の海中道路、ピナイサーラの滝が見える所です。マングローブ林や、干潟、サンゴ礁の海などバラエティに富んだフィールドです。

ピナイサーラの滝とカヤック

沢山カヤックが並ぶとやはり格好良いですね。

今回のコースとスケジュール

まずはビーチクリーンから

皆9時ごろから集合し大会の準備やビーチクリーンを致しました。使用前よりも綺麗にというのがコンセプトみたいです。

北風が吹くようになると沢山の漂着ゴミが流れてきます。
カヤックを使いながら運搬も

いよいよ大会スタート

お昼ご飯を食べて、ビーチクリーンが終わるといよいよカヤックレーススタートです。

スタート前潮も満ちてきました。

今回の距離は8キロ、レース艇はなしで、基本リジットタイプのカヤックとタンデム艇の混合で行いました。29名ほどの参加者の方が集まりました。中には島外からも参加してくださっている方々が何名かいました。後は島のショップのスタッフやオナーさん達です。それともう一人、知る人と知るラーメン屋さん。そう前回大会のチャンピオンです。なぜラーメン屋さんなのにカヤック!?と思うかもしれませんがそれは行けばきっとわかります。祖内という集落にある島唯一のラーメン屋さんです。

いよいよスタート

カヤックレースはスタートが肝心!?

もしも上位を狙うのであればスタートで大きく上位グループと離されてしまうと後で追いつくのは、ほぼ不可能です。ただ体力や持続力がないと、無理に追いつこうとすると後でバテることもあるのでそれはそれで大変です。それを踏まえた上で今回はと思いましたが、やはり上位グループの速さは想像以上でついてくのがやっとでした。前には行けず、先行者のカヤックを漕ぐことでできる引き波をもろにくらってしまい、前半で体力をだいぶ消耗してしまいました。

橋の上から見た様子

先頭は最初から圧倒的に早いです。

遠くに見える鳩パナリ島

沖に出るとまさかの爆風が!?

海中道路の橋を越え、鳩パナリを右回りにぐるりと一周をしてスタート地点に戻ってきます。橋を越え沖合に出ると、北東の風が襲ってきます。位置的にも向かい風で8メーター近く吹いてた気がします。帰りは楽かと思いましたが横風をくらい、かなり漕ぎずらかったです。ここからはもう自分との戦いです。

帰りは横風とウネリとの戦い

とにかく悪天候で終始、楽な場所はなく、まるで拷問のように辛い漕ぎになりました。とにかく負けたくないという一心で漕ぎましたが、後半はバテバテで、やはりカヤッカーの大先輩の壁は厚くまったく追いつくことができませんでした。

ゴールの瞬間

結果は?

終わってみれば結果は7位でした。タイムは8キロ1時間5分1位の方は1時間13秒でした。5分の差はでかく測りしれません。若さや勢いだけでは勝てるものではなく今まで培ってきた経験や知識、カヤックの特性や、海況を読む力などあげたらキリがなく奥が深いです。だからこそ面白いし同時にあーゆう格好良い大人でありたいなと思い目標もできました。

夢の表彰台
今回使用したカヤック
ウォーターフィールド ユーヤック
前長:443CM 全幅:61 重量:17,5Kg

カヤックマラソンに出て気づいたこと、学んだこととは?

今回はそれなりに大会に向けて事前トレーニングをしてきただけにショックが大きかったです。やはりそれなりにじゃダメなんですね。中年の体に毛が生えたような鍛え方では勝てるはずもなく、付け焼き刃じゃ長年漕ぎ続け、それを持続してる方々には到底足元にも及ばないということがよくわかりました。

大会後皆で記念撮影

ショックも大きかったですがその分得るものも多かった大会になりました。命あるかぎり男は張り続けてなんぼまた一歩海の男へと、悔しさをバネにまた明日も漕ぎだしに参りたいと思います。

シーカヤックを漕ぎたい方は、プライベートカヤックツーリングツアーにご参加ください。

長くカヤックを漕ぎたい方はナーラの滝ツアーもお勧めです。

それではまた次回をお楽しみに〜。