皆さんこんにちは。今回は2月、3月頃に見られる西表島の星空について説明いたします。この時期に西表島に来られる方の旅の参考にぜひご覧になってください。
2月、3月の西表島の星空は?
晴れる日が少ない冬の西表島、3月にもなれば少しづつ天気も安定して晴れる日が多くなってきます。大気が澄んだ冬の星空は素敵ですが、晴れる日は12月〜3月までは月に数えるほどしかない特別な日です。
もし冬に星空が見られるなら冬の星座を抑えておきたいですよね。
なんて言っても冬の代表格といえばオリオン座!!
そして青白く輝く1等星のシリウス、オリオン座の左上のベテルギウス、西側のこいぬ座のプロキオンの三つの1等星をつなぐ三角形が「冬の大三角」になります。
さらにその下には南極老人星(カノープス)を見ることが出来ます。
カノープスは本州や四国、九州でも水平線に見え隠れする星で、これを見れば長生きするという中国の言い伝えがあります。今もなお天文ファンの憧れの星でもあります。
北の空
3月に入ると北の空にはおおぐま座の北斗七星が見えました。
さらにカシオペヤも見えます。月明かりのない夜には冬の天の川もみられます。
沖縄の春の星座
さぁいよいよ季節は春になりつつあります。春の星座といえば南十字星、その左にはケンタウルス座のα星、β星も見えてきます。沖縄ではないとみられない星なので、せっかっく西表島にきたのだから是非みたい星座ですよね。
南十字星を見るなら波照間島もお勧めです。5月は宿がとりにくいのでお早めのご予約をお勧め致します。
南十字星を見るなら5月がお勧めです。3月頃など深夜の2時ごろに見ることが出来ます。
またケンタウルス星のα、β星(ぱいかぶし)も見ることが出来ます。
昔八重山の島々では、初夏の夕暮れにぱいかぶしの二つの星が真横に並ぶと、稲刈りの始まりとされていたそうです。海人は「沖をカツオが通る時期だ」と漁に出かける目安にしていたそうです。
あぁ早く暖かい初夏を感じたいですね。
春の星空も見どころが沢山!!星空を見るならナイトツアーがお勧めです。
まとめ
いかがだったでしょうか。八重山の星空は見所がいっぱいですね。是非西表島に宿泊して夜の世界も楽しんでいってくださいね〜。それではまた次回をお楽しみに。