今回は西表島で1日ツアーに参加するお客様にツアー業者が提供するランチについて書きたいと思います。ツアーのお昼ご飯ってどんな感じなの?と疑問に思うこともあるかと思いますのでわかりやすく説明したいと思います。

西表島ツアーでのランチ提供について

西表島では半日で楽しめるアクティビティーツアーや1日かけて楽しむツアーがあります。カヤックとキャニオニングなどが楽しめるセットツアーから1日自然の中で過ごすピナイサーラの滝やナーラの滝ツアーなどその種類は様々です。

1日ツアーでは西表島の自然を満喫することはもちろんですが、やはりお昼ご飯も気になるところです。

ツアー会社様によっては、お昼は西表島の飲食店で食べたり、スーパーやお弁当屋さんからお弁当を買って各自自由にお昼ご飯を食べたりするツアーもあります。

しかしせっかく西表島にいるのだから、自然の中や見晴らしの良い場所でアウトドアランチを食べたいと思うお客様は少なくないでしょう。

今まで多くのツアーガイドがそれぞれの責任で、ランチの仕込みをし、保冷剤を入れた保冷バックに食材を入れて厳重に食品衛生に気をつけながら、お昼のランチをその場で調理をして提供していました。

様々な調理器具を使いガイドさんのこだわりで作られるお昼ご飯は忘れることのできない体験の一つで、自然の中で食べるヤエヤマソバやパスタなどの味は格別です。

しかし2021年現在西表島では世界遺産登録に向けて大きくツアーの流れも変わろうとしています。ツアーをするにあたって今後様々な法令が決められ、その中で今までのようにツアーの中で手作りのランチ提供ができなくなる恐れが出てきました。

アウトドアの醍醐味は外でご飯を作って食べることが何より重要だと考える方も少なくないでしょう。むしろそこが一番の楽しみだったりもします。時には島の飲食店さんのこだわりのご飯や手作りお弁当を食べる時があっても良いと思います。

しかし西表島のツアーのお昼ご飯が全て飲食店での食事やお弁当になってしまったらどうでしょうか?ガッカリしてしまうお客様もいらっしゃるはずです。

また西表島には年間20万人近くの観光客が訪れます。全ての観光客がお弁当を利用したり、飲食店に流れることになれば、繁忙期などは島に住んでる方がお昼の時間にお店を利用できなかったり、食材がなくなってしまったりする可能性がでできてしまいます。

ツアーでお弁当を注文し食べるとなると、ツアーのお客様の人数分のお弁当のゴミが出ます。年間にすると一体どれくらいのお弁当のゴミが出ることになるのでしょうか‥…毎回洗って使えるようなランチボックスにするなどの工夫が必要です。

そこでパウダーリーフでは法令や食品衛生管理法に引っかからない形でアウトドアランチを提供するための取り組みを致します。

パウダーリーフのランチ提供について

来るべき時に備え、パウダーリーフではツアーのランチで提供するご飯の仕込みを【cafe MayaRock】さんで対応して頂く予定です。もちろん保健所の立ち入り調査や飲食店営業許可も下りていて感染症対策も万全です。

場所は西表島アドベンチャーツアー海歩人さんの事務所の横にあります。

ツアーの前日に【cafe MayaRock】さんで仕込んだ食材をツアーのランチタイムの時に最終加熱をして提供させて頂きます。

パウダリーフでは特製ヤエヤマソバを作っていましたが、今までの仕込みのやり方をするので味などは一切変わりません。

最後に

全ては外飯、アウトドアランチをこよなく愛する皆様へ、また西表島の自然の中で暖かい手作りランチ食べたいと願っている皆様のためパウダーリーフではできる限り、アウトドアの醍醐味でもある外飯を提供できるよう柔軟に対応して参りたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します。

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