皆さんこんにちは。今回のブログはなんと!?(西表島で海を綺麗に見る方法)について説明して参りたいと思います。せっかくの沖縄旅行、どうせ行くなら、テレビや雑誌で見るような青くて珊瑚が透けて見えるような綺麗な海をみたいですよね!でも(あれ思っていたのとなんか違うなぁ)って事がよくあります。今回はその原因を解説して、少しでも綺麗な海を見られる確率を上げたいと思いますので是非ご覧になってくださいね。
綺麗な海を見るために重要なこととは?
1、サンゴ礁の海であるかどうか。
2、太陽が出ているか
3、太陽の向き、時間帯が重要!お昼前後がベスト!
4、風の強さ、風が弱い方が綺麗に見える
5、適度に浅く、適度に深みがあるところがあればさらによし。
ざっくり上げるとこの5つが非常に重要です。下の項目ではさらに、一つ一つ細かく説明していきたいと思います。
なぜ珊瑚礁の海が綺麗なのか?
珊瑚が多いと綺麗に見えるというのはなんとなくイメージが付くと思いますが、もう一つ海が青く見られる要因としては白砂が影響しています。
これが本土のような黒砂だと太陽が当たったとしても見え方は全く違ってくるでしょう。白砂が多ければ多いほど、太陽が当たった時に海の色が濃いブルーやエメラルドグリーンのような綺麗な海の色になるのです。
海が綺麗に見えるために重要な白砂は黒砂とは違って海から作られます。主に死んだ珊瑚や貝のカケラ、石灰岩が砕かれ細かくなった物や、有孔虫の殻(星砂)などです。
なのでサンゴ礁が隆起してできた島は、山や川が少なく白砂が広がり綺麗なオーシャンブルーが広範囲に広がります。与論島や宮古島などが有名です。
実は白砂を作り出すのには魚も関わっています。それはなんと青い色した魚でも知られているイラブチャー(ブダイの仲間)です
イラブチャーは珊瑚についた藻をよく食べます。その時に頑丈な歯で珊瑚も一緒に食べてしまいます。細かくなった珊瑚のカケラは消化されずにフンと一緒に出てくるわけです。
意外と深堀してみると面白いですよね。綺麗な海にはいかに珊瑚が重要か分かってくるかと思います。
西表島に関しては川が多く、河口付近は干潟やマングローブ林が広がっています。これもまた絶景で素晴らしいですが、オーシャンブルーを見たいのであれば、河口付近は珊瑚が少なく、白砂も少ないのでポイント選びが重要です。
ありきたりなポイントで満足できないという方はシーカヤックツーリングツアーがお勧めです。
綺麗な海を見るには天気が重要!
せっかくの綺麗な海も太陽が出ていなければ見え方は大きく変わります。綺麗な海を見えるスポットに行く時は出来るだけ天気の良い時に行きましょう。沖縄では梅雨あけの7月から10月頃までは台風が来ない限り晴天の日の割合が増えます。
ただ冬の沖縄は晴れる日が極端に減ります。冬場は飛行機代や宿泊費が安くなりますし、暖かさを求めて沖縄に来る方も少なくないですが、北風が強かったり、湿度が高い寒さは意外と寒く体感温度がかなり低くなります。冬場に沖縄に来る際は晴れてオーシャンブルーな海が見られたらラッキーぐらいな心つもりで来られるのが良いと思います。
余談ですが、海水の温度が急上昇するとプランクトンが窒息死して海が濁る事があり、夏場は透明度が低い時がよくあります。
冬場は透明度が抜群に良い時が多いので、もし晴れた冬の海を見る事ができたら、とろけるような透明度の海を見られ可能性があるので、長期の旅行の方などは狙ってみてはいかがでしょうか。。
綺麗な海を見るには太陽の向きも大事!?
いよいよ念願の沖縄の海!気合を入れて朝早く海へ!天気も晴れで最高!だけど(あれ!?思ってたのと違う!!)ってことはよくあります。
晴れているからオーシャンブルーが見られるかと思いきや、海がピカピカと光ってよく見えません。そうなんですこれはまさに逆光ってやつですね。
まぁこれはこれで綺麗なのですが、太陽の光をうまく吸収させ美しく見せるには、正面に太陽があってはダメです。太陽は斜め後ろぐらいから、真上にないといけないんです。
見るポイントの方角によっても変わりますが、時間にしたらAM11:00〜PM15:00くらいまでが綺麗に見える時間帯です。
写真映えをする写真を撮りに行く時やオーシャンブルーを見に行く場合は、太陽の位置を気にして時間帯も狙っていきましょう。
早朝は朝日と静けさを楽しみ、夕方はサンセットとマジックアワーを楽しむのがお勧めです。
綺麗な海を見るには風の強さも重要!
せっかくの晴れた日でも風が強い日は水面がざわつくので、あと一歩完璧とは言えません。欲を言えばベタナギ(無風の海)か山側からの風オフショアが良いです。
西表島に関しては島なので風向きに合わせてポイントを変えて見るのも良いかもしれません。
潮位も重要!?適度に浅く、深みがあればなおよし
まさにオーシャンブルーの絶景の海の条件としては、適度の浅さとメリハリのある深みがあるとより綺麗さ際立ちます。満潮よりも若干干潮気味の方が綺麗です。
リーフエンドまで見えていれば外洋は深みのある深淵のブルーなのですが、新口やバリ(リーフエンドから、リーフ内にできた深み、溝のこと)浅いところに濃いブルーが混ざりより綺麗に見えます。
また大潮の干潮の時間帯はリーフ内が完全に干上がってしまう時もあるので注意です。
まとめ
以上が西表島で綺麗な海を見る方法の解説でしたが皆さん参考になったでしょうか!なるべく失敗のない旅行になって頂けたら幸いです!
またお勧めのドライブコースやツアーなども紹介していきますのでチェックしてみてくださいね〜。
それではまた次回をお楽しみに〜。