皆さんこんにちは。今回は西表島冬のナイトツアーについて書きたいと思います。
西表島の夜を満喫するならナイトツアーがお勧め!?
せっかく西表島に泊まるのだから、夜の西表島も満喫したい。そんな方にはナイトツアーがお勧めですが、気温の下がる12月から3月までのナイトツアーは果たして本当に楽しめるのか?疑問に思いますよね。
西表島のナイトツアーはやはり夏がお勧め?
サガリバナが咲き、天の川や、多くの生き物達が見られる夏に比べ、確かに見劣りをしてしまう冬の西表島。冬の平均気温は19度前後、北風が吹くと体感温度が10度近くなってしまうこともあります。
乾燥し、気温が下がり始めると生き物の活性が悪くなり、夏に多く見られる生き物でも見ることが難しくなり、特にヤシガニなんかは穴にこもってなかなか出てきてくれません。
冬の西表島のナイトツアーは中止になりやすい!?
気温が15度以下、乾燥し湿度の低い日は、カニやカエルすらもなかなか出てきてくれなくなり、限りなく生き物の活性が低くなるので、お客様と相談のうえ中止にすることもあります。
しかし冬の乾燥した晴れの日の星空は恐ろしく綺麗で、きっと忘れられない星空になること間違いないでしょう。その時は星空メインのツアーに切り替えます。ただ、北風が強いと雲が多く、特に1月、2月は晴れる日が極端に少なくなります。もしその日の夜が晴れの予報であれば是非星空を見に行きましょう。冬の星空を見られるのはとても幸運です。※月の出、満月にはご注意を。
雨が降るとナイトツアーは中止になると思う方がいらっしゃるかと思いますが、豪雨や暴風にならない限りツアーは行います。
雨が降ると湿度も上がるので、雨の日や雨上がりのナイトツアーは生き物が活性化し冬でもとても賑やかなナイトツアーになります。
冬の西表島ナイトツアーで見られる生き物とは?
道路にはたくさんカエルが、それを追うかのようにヘビ達が顔を出し、運が良ければイリオモテヤマネコも。12月から3月までは繁殖期でヤマネコの出没も増えます。ヤマネコに関しては深追いはしません。自然に出会うものだと信じています。
比較的冬でも見られるのがヤエヤマオオコウモリやリュウキュウコノハズクです。
実は、数は少ないですが11月後半でもサガリバナを見れたりもします。
冬の西表島のナイトツアーで必要な服装や持ち物は?
冬のナイトツアーを楽しむためには、まずは気温が低い可能性もあるので、服装は長袖にフリース、またはパーカー、雨も多くなるのでカッパやレインウエアーなどがあれば安心です。1月でも気温が27度ぐらいにまで上がる天国のような日もありますが、なかなか当てるのは難しいでしょう。基本的に天気が悪いことを想定してくれば、以外と良い天気に恵まれるかもしれません。
ガイドの本音とは?冬のナイトツーはどうなの?
個人的な本音としては、ナイトツアーに関しては、気象条件によっては満足のいかないナイトツアーになってしまう可能性があります。ですので、できる限り天気を読み、厳しそうな時は中止をお勧めするなど、大切な時間を無駄にしないように努めてまいります。厳しい気象条件でも行きたいという方には全力で対応しツアーを行います。事前にご予約を頂いていても、当日お客様自身が気乗りしない場合は、冬のシーズンのみですが当日の18時までキャンセル対応致します。もちろんキャンセル料は頂きません。
パウダーリーフだから出来ることとは?
せっかく西表島に来て宿泊してもらうのだから最高な旅にしてもらいたい、そのためにできる限りお客様によりそってご提案させて頂ければ幸いです。小さな個人店だからこそできることがたくさんあります。是非お気軽にお問い合わせください。
悪天候の多い冬の西表島ですが、しっかり備え、考え方、気持ち一つでとても楽しい物になります。どんな条件下でも満足頂けるよう日々努めて参ります。是非西表島に宿泊の際はナイトツアーをご検討くださいませ。
たくさんのお問い合わせお持ちしております。
それでは次回をお楽しみに〜。